葡萄の乙女と文庫本いろいろ
コンテッサ・マルゲリータかわいいなぁと思いながらリディアグリーンを愛でる。
岩波文庫が似合う系女子。
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ぱっつんに切り揃えてたはずの毛先がだんだん丸まってきた。
最初の写真見てて思ったけど、サイドを短く切り揃えて姫カットにしたらまた違う雰囲気で似合いそうですね。やらないけど。
知り合いの年下の女の子にリアル姫カットの子がいて、ロリータを自然に着こなせる希少な子なので姫カットもかなり自然に似合ってました。
オタサーの姫なんて言葉がよく揶揄に使われるけど、彼女は本当に姫だろうな。
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本棚にある文庫本の表紙を剥がして中の装丁を見比べる遊び。
デザインはやっぱり岩波がいちばん好きです。次点で新潮。新潮は字のサイズや行間の幅なんかも読みやすくて良い。
どちらもブドウがモチーフなのは何か意味があるのかな…?
筑摩はどうなのだろうと思ったらものすごくシンプルだった(ほぼ無地)
ああそれでこそ筑摩。
講談社文庫にはこういうマザーグースの一節が書かれたしおりがよく入ってます。
文庫本には本当それぞれにそれぞれの良さがある。
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これはハイクにも載せたけど
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偕成社文庫のアリスは表紙はがしても可愛い。
アリスはいろんな出版社から出ていていろんな翻訳があるので、その人おなじみの翻訳は人によってさまざま。面白いですよね。
うちは物心ついた頃から既に家にあった、芹生一訳のこれです。
鏡の国~に出てくるジャバウォック物語を訳者ごとに比較したサイトを昔見た気がするんだけど、まだあるかな…
そはあぶときなり、ぬらなやかなる…もろじめなるものみなボロゴーブぞ。
ハンプティダンプティが「もろじめとは、もろくてみじめってことだ」とか偉そうに解説してるシーンでは子供心に「適当すぎだろ!」って笑いました。
原書読み解くのも楽しそうだなあ…なんて。